ボイストレーニング~カラオケで上手!って言われるために~準備編♪
2020/01/31
ボイストレーニング~カラオケで上手!って言われるために~準備編♪
カラオケで上手!って言われたい!
お友達と遊んだ時やお仕事のお付き合い、はたまた音楽活動をされている方はライブで歌う準備のために、とか、ボイストレーニングで~、とか、ストレス発散!といった多種多様な形でカラオケを利用されていることと思いますが、カラオケで上手い!と言われるためのコツを、これから数回に分けて書いていきたいと思います。
まずは歌うための準備をしましょう!
『爆音が好き!』とか『大きい音が苦手だから小さ目がいい!』といった単なる好みで音量を設定してしまうことも多いと思いますが、これをしてしまうと、例えば爆音になってしまいますと、歌った時に自分の声が聞こえにくいことになったり、はたまた小さい音量だと、今度は自分の声が大きすぎてミュージックが聞こえにくい、となってしまい、片方の音だけ大きいためにアンバランスとなってしまいます。
そのため、ある程度はしっかり聞こえる音量で設定されることをおすすめします。
感覚としては、ドラムやベースの低音が潰れていない音で聞こえること。
を気にしてみてください。
が、この後のマイクを入れた時に『キーーーン』といったハウリング音が入るようでしたら大きすぎますので、少し下げるなどして調整してみてください。
ミュージック音量が決まれば次にマイク音量を決めます。
この時も①同様、マイク音量が大きすぎると、ミュージックが聞こえ辛かったり、ハウリング音が入ってきます。反対にマイク音量が小さいと自分の声が聞こえにくいので、歌った時に音程を取りにくいといった原因になります。
軽く歌った時に、歌:ミュージック音量=10:9~8位
位の聞こえ方が歌が立体的に聞こえ、臨場感も出てきます。
例えば元々の声が小さ目の方はマイク音量は上げた方がいいですし、体格もあって声量もある、という方は下げた方が良いバランスとなりますので、一度軽く歌うなどして良いバランスの場所を探してみてください。
エコーは入れれば入れる程、お風呂で歌ったときのような気持ちの良い感じになり、空間も広がったような聴こえ方に繋がりますので、エコーが深くなる=歌の芯が薄く聞こえてしまいます。
そのため、ここでもバランスが必要となります。
レコーディングで特殊な演出をする時は深いエコーを掛けることもありますが、カラオケで歌う時は、0.2秒~0.3秒位で消える程度がオススメです。
しっかり聴かせるスローバラードな曲の時でも最大1秒位で留めておくのがいいかもしれません。
好みもありますが、まずはこの辺りでバランスを取ってみて、自分好みの深さを見つけていきましょう。
それではカラオケ~と行きたいところですが、こんな準備もしてみましょう!
カラオケなどの密室では部屋の空調もしっかり効いていることが多いため、空間も乾燥しやすく、そうすると喉も乾燥しやすくなります。
喉が乾燥すると、声の元になる声帯も乾燥しますので、いつものように声がでない~といったことになったり、無理をしていないはずなのに声がガサつく・・・といった原因にもなりますので、できれば乾燥する前に小まめに水分を取ってくださいね。
オススメは常温の水です。
が、お酒やカフェイン、炭酸のような刺激物、甘すぎたり熱過ぎたり冷た過ぎるものを避けていただければ、まずはそこまで気にしなくても大丈夫です。
また、室内の乾燥が気になる場合、ストイックな方は濡れたタオルを床に引いたり、室内を霧吹きでスプレー、といったことをされる方もおりますが、まずはおしぼりを自分の近くに置くだけでも乾燥予防になります。
気になったときは是非試してみてくださいね。
ボイストレーニングでは特にチェックされる項目でもありますが、身体がガチガチだと声は出ません。
そして声の元~声帯も筋肉になりますので、例えば寒い冬だと、身体はもちろんのこと、声帯もガチガチになっていることも多いため、緩めてやることが大切になります。
こういう時は少し温かい飲み物で、体温を上げて全身のリラックスに繋げてあげてください。
また、肩や首をグルグル回すなどの、血流を上げて筋肉の緊張を緩ます方法もオススメです。
まとめ
今回は準備編として書きましたが、この準備だけでも、歌った時の変化を感じるキッカケになりますので、カラオケに行かれた時には是非試してみてくださいね!
歌唱編は下記ボタンよりどうぞ♪